大五郎の葬式入門ブック

2017年06月26日

社会人ならおさえておきたい、葬儀の服装マナー

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社会に出て働くようになると、冠婚葬祭に出席する機会が増えます。結婚式など、おめでたい席の場合は、事前に予定が分かっていることが多いので、あらかじめ準備をすることが可能なのですが、お葬式に関しては急なことも多いのでなかなか準備をすることは難しいです。

ですから、社会人になったら念のためいつ葬儀に出ることになっても良いように礼服をそろえておくと良いでしょう。学生の頃は葬儀の服装といえば、制服などを着ることが多かったと思いますが、やはり社会人になったからにはしっかりと礼服を着ていないとマナー的に恥ずかしいでしょう。

真っ黒のスーツでも代用可と言われていますが、一着は礼服を持っておくのがベストです。もちろん、靴や数珠などもそろえておきましょう。靴も普段はいているビジネスシューズで良い場合もありますが、金具がついているものや華美でデザイン性のあるものはNGです。

シンプルな黒の革シューズが基本です。女性の場合は、プレーンな革のパンプスが良いでしょう。本来は、本革ではなく合成皮革が望ましいと言われています。本革は動物の革を使っていることから殺生を意味します。このことから、葬儀の席にはふさわしくないと言われています。

バッグも同様に、本革ではなく布や合皮のものが良いでしょう。基本の礼服は、男性がスーツ、女性はワンピースやツーピースです。女性の場合は、スカート丈があまり短くならないように注意してくださいね。膝が見える丈はNGです。

また、メイクや髪形に関しても地味目が基本です。アクセサリー類は、パールのみOKですが、もちろん何もつけなくても大丈夫です。パールを選ぶときは、必ず一連の物にしてください。二連のパールは、悲しいことが重なるという意味になるので、葬儀の席にはNGのアイテムです。

ある程度の知識を持っていないと、恥ずかしい思いをするかもしれませんので、基本的な服装のマナーはおさえておきましょう。

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